久しぶりの行動制限の無いGWだそうです。
まあ、気持ちはわかりますが、冷静になって考えれば危険と隣り合わせだと言うことはすぐ理解できます。
いまだに東京のコロナ患者発生は毎日5千人いるのです。
そして明かな症状が出ていない患者さんもそこそこいます。
それらの方々が全国にウィルスをばらまきに行くのですから・・・・そりゃ危険だわ。
院長は、GW終了後に第7波が来るのは確実だと思ってますよ。
そんな中、4月から保険点数が減額になったPCR検査に対して、埼玉県は1例当たり1500円の補助を出してくれることになりました。
おかげでPCR検査をすれば黒字がでる計算になったので、6月いっぱいまで当院でもPCRを続けることにしました。
なぜ6月? それはね〜、埼玉県が補助してくれるのが6月いっぱいの予定だからです!
さて、今年のGW・・・皆様はどんな過ごし方?
もう一度3密の防止、石けんでの手洗いを見直しましょう!
大人と会話できない子供が増えている印象があります。
朝から学校、帰ればTVゲーム・・・親以外の大人から隔絶されて育っているためでしょうか?
おかげで診察の時でさえ、
「こんにちは」「・・・」
「今日はどうしたのかな?」「・・・(一緒に来た親を見る)」
「いつから頭痛くなったの?」「・・・(親の顔を見る)」
「気持ち悪いかな?」「・・・(親の顔を見る)」
といった状態。
おそらく大学生、新社会人になってもその傾向は残っているのでしょう。
おじさん達から見ると、若者は「覇気がない」「反応が薄い」「何を考えているのかわからない」と言った意見が多く見られます。
講演などで壇上からお話する際に、会場の雰囲気を把握するため・・さらには聴衆の気持ちをほぐすために「ぶっちゃけ話」や「自虐ネタ」などを披露するケースがあります。
とくに反応の薄い方々を相手にお話しする場合は、刺激の強めな話をすることが多くなります。
それが時に問題発言ととらえられるケースが最近は非常に多いようです。
自民党のお偉いさん然り、吉野家の重役然り、どこかの大学教授然り・・・
どこまでが笑って許されて、どこがレッドゾーンなのかという部分も世代間や男女間で差があるし、その人の立場でも変わってきます。
その辺の嗅覚を磨かなければいけないですね・・・
それにしてもそういう台詞をSNSで世界に発信して、一人の人間を社会から追放することにどんな意味があるんでしょう?
単にいろんな人からの「いいね」が欲しいためにやったんでしょうかね?
各マスメディアでも批判が相次いでいます。
でもみんな似たようなこと言いますよね?
正義を振りかざすなら、自分も正義を貫く人生を歩んで欲しいと思う院長です。
とかく昭和の人間にとっては生きにくい令和だな・・と思います。
以前からお伝えしてきましたが、4月1日から全国で新型コロナのPCR検査の保険価格が13,500円から7,000円に値下げされる事になっていました。
2年前、コロナが流行しだした頃は18,000円出してくれてたのに、検査人数が多くなってくるに従って値が下げられてしまいました。
もちろん仕入れ値も検査会社と交渉して安く、安くしてもらってきたのですが、ついに7,000円では人件費、危険手当、各種必要経費を引いたらほぼ収入無し。
なので4月1日からは当院はPCRを止めます!と掲示してきました。
そして今月、予定通り1日から今日まで、『PCRを受けたいのですが・・』という問い合わせに対して、『申し訳ありません。当院は4月からPCRは止めてしまいまして・・』と説明しご理解をお願いしてきました。
が!!!なんと今日(4月4日)、埼玉県知事名で連絡が・・・(右参照)
3月吉日に書いた文章を4月になってから届けるんじゃないよ! もう何人かお断りしたじゃないか!!
でも、価格の低下が少ないなら少しは収入になるかしら?
しかもまだまだPCR希望の患者さんも多いし・・・
ということで、当院でも6月いっぱいまでPCRを続ける事にしました。
今日までにお断りしてしまった皆様、本当にごめんなさい。
明日からは今まで通りにPCR検査を行う予定です。
いよいよ3月も大詰め・・・4月から新たな職場へ旅立っていく人たちとランチしてきました。
川越市内のとある隠れ家的なレストラン・・・我がクリニックの御用達です。
パスタ、カレー、リブステーキなどのランチを食べた後、普段はランチに付いているデザートで帰るのですが、今日は特別な日。
シフォンケーキセットにしました。
横にアイスが乗ったシフォンケーキが運ばれて来たら、可愛い絵が。。。。
くま、うさぎ、猫(虎か?)・・・
そしてシフォンケーキの美味しかったこと!!
旅立つ人たちも、きっと今日ここで食べたシフォンケーキの味は忘れないでいてくれるでしょう。
そしてその度に我がクリニックを思い出してくれたら良いなあ。
いつの日か出戻りすることを期待してます。
長いこと一緒に働いてくれて、そして院長と遊んでくれてありがとう。
またね♥️
平成3年(1992年)に救急救命士法が成立し、日本に救急救命士という仕事が出来ました。
それから30年が経過し、ようやく救急救命士の集まり・・学会の元になるかも知れない集会が開催されるに至りました。
以前から救急医の間では、「いつまで医者に頼ってるんだ?」とか「救命士が救命士を教育して育てないとプロとは認めない」とか厳しい意見が出されてきました。
2013年に総務省消防庁から「指導的立場の救命士の運用の必要性」が提示され、各地に指導救命士が誕生。
川越にも3名の指導救命士がいて、後身を指導している・・・はずなんだけどな?
指導救命士の要件は結構厳しくて・・・
1. 救急救命士として、通算5年以上の実務経験を有する者。
2. 救急隊長として、通算5年以上の実務経験を有する者。
3. 特定行為について、一定の施行経験を有する者。
4. 医療機関に於いて、一定期間の病院実習を受けている者。
5. 消防署内の現任教育、講習会等での教育指導、学会での発表など、教育指導や研究発表について豊富な経験を有する者。
6. 必要な養成研修を受けている者。もしくは一定の指導経験を有する者。
7. 所属する消防本部の消防長が推薦し、都道府県MC協議会が認める者。
とされています。
でもね、たとえば5.の学会発表なんか、公務員って未だに隠蔽体質で、なかなか自分達の組織のデータとか、発生した事案とか外部に出したがらないんですよ。
でも、今回、新たに救命士だけの集まりが出来たことで・・・しかも所属にとらわれずに参加できる集まりなら・・・新しい展開が開ける可能性が充分に出来ますよね。
そういう意味でも、院長はこの集まりに期待しています。
新しい職種だからこそ、無限の可能性を秘めていると思ってます。
みんな!がんばれ!!