今週末の私の生活は右のような感じ・・・
診療(仕事)と睡眠ばかりで、日曜の夜にようやく自由時間が少し。
後の楽しみは食事時間ですけど・・・これも診療中のわずかな食事時間には救急車からの要請がくるし。。。
土曜日は翌日(日曜)の明け方6時まで患者さんがいたので、わずか2時間半睡眠で日曜の朝9時から外来再開。
それでも毎日コロナの患者さんは後を絶ちません。
政府は抗原検査を配布することで医療者の負担を軽減させる・・とか言ってますが、結局診断確定のためには受診が必要ですので、外来患者数が減ることはあまり無いのです。
昔から日本の医療システムは、現場の医療従事者の献身的な努力無しには成り立っていません。
患者さんたちが発熱や頭痛などで辛いのは理解しています。
でもこの状況では医療従事者も辛い毎日を過ごしているのです。
お互いに相手の立場を慮って、笑顔で診療&受診できる環境を作りましょう!
どこぞの医療機関では患者さんの怒号が響いているようです。
我がクリニックに来られる方には笑顔を忘れないでいてほしいです。
我々スタッフも、皆様が笑顔になれるように頑張ります。。。。。
ここ連日、35℃以上の猛暑日が続いていますね。
できるだけ屋内の涼しい場所で過ごすことを推奨します。
やむを得ず外出する場合は、水分をリットル単位で飲むことをお勧めします。
当院でも熱中症で搬送されてくる方が急増しています。
中には熱中症が原因と思われる心肺停止の方まで・・・
当院を受診される熱中症疑いの患者様に『ちゃんと水分摂取はできてましたか?』と聞くとほとんどの方が『水分は十分に摂っていた』と言われます。
みんな自分はしっかり摂取している・・と思い込んでいらっしゃるようですが足りてないんですね。
熱中症の対応についての記事もたくさん出ています。
参考にしてください。
熱が出たら、感冒症状がないかどうか考えましょう。
特に喉の症状や咳があるならコロナの可能性があります。
熱、嘔気、ふらつきなどだけなら熱中症も疑います。
まずは自分でできる応急処置を・・・
左の記事を見て下さい。
カロナール(アセトアミノフェン)が出荷調整になるそうです
カロナール・・・解熱鎮痛薬で、流行中の。Covid-19感染症に最も処方されている解熱鎮痛薬です。
第7波で急激に患者数が増えたため、製造&出荷が間に合わず、各医療機関への配分を調整しますよ・・って事ですね。
当然、大学病院や大病院を優先的に配分するので、当院のようなクリニックには入荷がきびしいかも・・・って思ってたら、すでに当院の残薬数があと2000錠程度。
これ以上の入荷は未定だそうです。
1回2錠、頓用で5回分の処方で、1人当たり10錠使用するとして、200人分しかありません。
現在、毎日50人は診療しているので、4日しか持たない計算です。
しばらくは院外処方で行けるかも知れませんが、いずれ不足するでしょうし・・・
すでに子供用の制吐薬とか抗アレルギー薬とか品薄になってるし・・・
そうなったら発熱外来出来なくなるなぁ。
厚労省や県はどう考えてるんだろう??
7月24日(日)の埼玉新聞に当院の状況が掲載されました。
全国の各クリニックでこんな状況が続いています。
経済優先で行動制限しなかったらこうなってしまいました。
やっぱり行動制限って必要ですね・・・
経済界、政界、マスコミの皆さんにも今回の出来事を覚えておいて欲しいです。
あとは、国民の皆様がどっちを選ぶか・・ですね〜
https://news.yahoo.co.jp/articles/abf05c23f655465b62095c58d1d177fe07176d29/images/000
ここ数日、毎日16時の開院前に写真のような状況です。
開院と同時に20-30名の患者さんが受付します。
無尽蔵に受け付けても、診察が0時を回ってしまうので、当日内に終了できる範囲で受付を締め切っています。
だいたい診療終了が30名で22時、40名で24時ですね。
なので、ここ数日は40名限定です。
まあ、40名ではなく、40組なので日々50-60名の患者さんの診療をしていることになりますね。
他院でも「発熱は受け付けない」とか「かかりつけでないと受けない」などで救急車の受け入れもかなり悪化しています。
おかげで夜中に4−5台以上の救急車がやってきて・・・ここ数日は連日、細切れ3時間程度の睡眠時間です。
なんだか大学生の時とか20才台の時以来の寝不足だなぁ。
毎日他のDr.のSNSを見て、「ああ、みんな頑張ってるな〜」とモチベーションを上げつつ頑張っております。
待ち時間が長時間になってますが、ごめんなさいね。