Nスタ

5月15日のTBS『Nスタ』で取り上げていただきました。

10連休中の取材で、毎日外来診療だけで夜中の2時くらいまでかかってしまう大盛況。

GWってみんな病気になるのか???と思ってしまうほど。

 

ま、でも考えてみれば、我々医師は学生時代、『病気には盆も正月も無いんだ。365日、冠者は君たちの前に現れるんだぞ!君達にはそういう覚悟があるのか?』と叱咤激励されて来ました。

私は学生時代には、『そんなもんなんだろう・・としか思っていなかったのですが、医師になってみたら、公的病院は週休2日だし・・・

『あれ?なんか違うな・・』と思ってました。

 

今の姿の方が医療としては正しいのでは無いだろうか?と最近思っています。

 

各科の専門医ではありませんので、応急処置しか出来ないことの方がたくさんです。

場合によっては検査しか・・いや、気休めを言うしかできません。

それでも多少の安心感を差し上げることは可能かと思います(余計不安にさせたらごめんなさい!)。

医療の存在意義は、病気を治す手助けをすることだと思っています。

患者さんの不安感を軽減することでも免疫が賦活化してくれるかも知れませんしね・・

 

これからも我がクリニックをよろしく願いいたします。

 

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春分の日

 

 今年の春分の日は3月21日で木曜日でした。

最近の祝日の多くがハッピーマンデーなどと称して月曜日に持って行かれるので、木曜日が祝日なのはこの日と、例の10連休だけです。

院長は現在、火・水・木が外勤に行っており、木曜の夜から火曜朝までは日曜以外、自分のクリニックで働いています。

実質、日曜のみお休みなのですが、たいてい何かの用事が入るため休めません。そういう意味では外勤日の火・水・木に祝日があると丸1日休めるのです。

ああ、久しぶりのお休み!!

そして嬉しいことに東京の桜開花宣言が出されました。

また今年も桜の花に会うことが出来ます。

365分の14日くらいでしょうか・・・しばし、日本人に生まれたことを噛みしめることが出来る2週間ですね。

桜を見ながら、将来を担う子供達が、いつまでも日本人であることを誇りに思えるような国にしていかなければ・・と思います。

みなさんもこの2週間、美しい桜を見ながら、良い国にするために、今自分が出来ること・・を考えてみてください。

たばこの吸い殻をポイ捨てしない、他人に対してむやみに腹をたてない、近隣の人と挨拶をかわす・・・ちょっとしたことを一人一人がやっていけば、きっと良い国になるでしょう。

今年、国連が発表した世界幸福度ランキングで日本は156国中58位だったそうです。

他人への寛容さという項目は92位という低ランクです。

せめて多くの人々が桜の花を愛でる期間だけでも、他人の気持ちを考えてみた行動をしてみませんか?

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この1年に読んだ本のご紹介

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インフルエンザの予防

表紙にも書きましたが、インフルエンザが流行しています。

他人はみんなインフルエンザ患者!と考えていた方が良いくらいです。

全国では今週だけで210万人が感染しているそうです・・(厚労省発表)

毎週150万人が感染している計算で、12月1月の2ヶ月で1200万人が今シーズンのインフルエンザに罹患したことになります。

全人口の1割に当たります!

 

原因の一つには、みなさんの過信があります。

よく、「俺は今までインフルエンザなんかかかったことがないから大丈夫だ」と言っている人がいますが、ま、医者からすれば無謀・・の一言です。

確かにまだ見つかっていない遺伝子があって、その遺伝子を持っている人はかかりにくいのかも知れませんが・・・残念ながらそんな遺伝子はまだ見つかっていませんし、それを夢見るくらいなら、地球上からインフルエンザウィルスを撲滅できる薬を開発する・・というのも同じです。

 

まずはきちんとした予防をしましょう。

 

予防法で最も効果があるとされているのは、ワクチン接種です。

全世界的に証明されており、「ワクチン打ったけどかかった」というような話に欺されてはいけません。

ワクチン打った方の5割が罹患したとしても、打っていない人が8割罹患していれば効果があるのです。

今シーズンのように大流行している場合は、たった3割の差でも日本全体でみれば数百万人が予防できたことになるはずです。

 

実は手洗い、うがいはさほどの効果がありません。

うがいで最も効果があったのは、鼻うがいと言われる方法でした。

鼻から水を吸い込んで口から出す・・という難しい方法です。

結局ウィルスは鼻咽頭という、鼻腔の後ろの部分、ほぼ喉の上の部分に感染するので、その部分の数を減少させることで予防効果がある程度出たようです。

同じ理由で口腔や喉だけのうがいには効果が現れませんでした。

むしろ帰宅時の手洗いの方が効果的なようです。

 

室内はできるだけ湿度を保ちましょう。

インフルエンザウィルスは、乾燥した環境に多く存在します。

クリニック内は、できるだけ湿度>50%を維持するよう心掛けていますが、エアコンをつけると湿度が低下してしまいますね。

ご自宅やオフィスでも、エアコンを暖房に使用している所では必ず加湿器を使ったり、別に蒸気を出して湿度を保って下さい。

 

換気をこまめに行う事も必要です。

通常の状態で、部屋の空気が入れ替わるのには1時間程度を要するそうです。

いくら湿度を高く保っていても、もし、だれかインフルエンザに罹患している人がいた場合、咳による飛沫の中でウィルスは生き続けます。

誰かが咳をしたら、すぐに部屋の空気を入れ換えましょう。寒いけどね・・・

 

マスクはウィルスを通過させます。

健常な人がマスクを装着しても予防にはなりません。

むしろ風邪っぽい人が飛沫を飛散させないために、装着するべきものです。

外国では、マスクしていると「あいつは感染者だ」ということで近づかないようにするものだそうです。

たしかに女子がマスクつけてると美人に見えたりしますが・・・(マスク美人)

 

受験生など、絶対に罹患したくない人で、家族の誰かがインフルエンザっぽい場合は、タミフルやリレンザ、イナビルの予防投与が可能です。

実は院長はこのシーズン、毎年、診療前にリレンザを予防的に吸っているのです。

おかげで私は罹患しません。

ただし!病名が付かないため、自費診療と言うことになります。

一番安い、オセルタミビル(タミフルのジェネリック)でも5000円程度かかります。

それでも!!!と言う方はご相談下さい。

 

 

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入試不正???

私立大学医学部の入試の合否判定が不適切だと、文科省が次々と指摘しています。

全国81大学を対象に調査して10校が引っかかったそうです。
各大学は謝罪コメントを出しています。

さて、この一連の報道で一番の問題は何なのでしょう?
・合否判定が不正だった?
・女性軽視??
・多浪生軽視?
・医学界の闇???

どうも世間やマスコミ各社の論調を見ているとこの辺りを問題視しているようですが、根本に迫る報道は皆無です。


一番問題にして欲しい部分・・・
『なぜどの大学も男子を確保したがっているのか?』
『なぜ多浪生は避けられるのか?』
を検討していません。

 

おそらく入試成績だけで選別すれば、男子より女子の方が多くなるのは目に見えています。
女子が増えると医療界は若干困るのです。(私、院長は喜びますが・・)

女子が医学界から嫌われる理由の第一は継続性でしょう。
仕方ないことなのですが、生理周期に伴って仕事の効率が変化してしまう。

あるいは結婚退職、長期育児休暇・・・女性には仕事に打ち込むには多くの障壁があります。
もちろん環境を整えれば解決可能な部分もありますが、日本がそうなるにはまだ10年以上必要です。

 

多浪生が嫌われる理由は単に勉強しないから・・・もしくは努力が足りないから・・と見なされているせいでしょう。要領が悪そう・・というのもあるかも知れません。

 

ただでさえ医師数が不足している日本。
厚労省が発表している医師数というのは、『医師免許を所持している人の数』であり、『実働医の数』ではありません。
その中にはリタイヤした高齢の医師やママになって子育ての傍ら、週に1回だけどこかの病院でバイトしている女医さんも含まれています。
実働の医師数を長期にわたって増やすには、男性医師が必要なのです。

 

国は医療費を削減したくて仕方ありません。
そして医療費削減の決め手は、医師を減らす・・なのだそうです。
今回の騒動も、女子学生を増やして、将来の医師数を減少させるための方策の一つではないかとさえ思えてきます。
結果、医療を受けられない国民が増えることで、医療費は頭打ちになる・・という国策ですかね。

 

なんで医学界はそうなんだ???という疑問はあるでしょうが、そういう世界だから・・としか答えようがありません。
あまりに環境が特異すぎるので、一般社会の常識は通用しません。
だって国が統制してる世界ですから・・・無尽蔵に人がいる中でのお話とは違います。

プロ野球のドラフトと同じと考えると理解しやすいかも・・・

その中で少しでも良い環境を作るためには仕方ないのでしょう。

 

 

そもそも医師の労働環境をきちんと見直してれば、わざわざ男子に限らなくても良かったんです。

私が研修医時代から、『医師は労働基準法の範囲外だ』とよく言われてきました。

時間外労働も月200時間程度はこなしていました。

すべて人(医師数)がいないからです。

 

文科省や厚労省の政治家や役人達に言いたい。

『何を今更言ってやがんだ!

 

 

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