衆議院議員選挙が終わりました。
投票率は30%に満たなかったそうです。
国民の7割以上の方々が、日本の政治(政治家?)を見放していると言うことですね。
今回も色々な争点がありましたが、消費税を減税!というお決まりのキャッチフレーズ(選挙の度に出てきます)を主張した党がいくつかありましたね。
あたかも日本を悪くしているのは消費税が10%もかかっているからだ・・・という具合です。
さて、世界幸福度ランキングって知ってますか?
各国毎に国民が幸福かどうか?を示すランキングだそうです。
1位 フィンランド、2位 デンマーク、3位 アイスランド と北欧が並んでいます。
フィンランドの消費税は24%、所得税など総税の国民負担率も42%と日本より8%も高くなっています。
でも幸福!
デンマークも消費税25%、所得税も40-60%だそうです。
でも幸福!
アイスランドも消費税24%です。
消費税と国民の幸福度合いは全く比例しないんです。
むしろ、取られた税金がどのように使われているかが大事。
北欧の国家は税金を、教育、社会福祉につぎ込んでいるのです。
つまり国民に還元している。
日本のように公共事業ばかりやって、そこで使われる建設会社は代議士の後援会社だったり、代議士の一族が経営している会社だったりしないんです。
だから国民は安心して老後も送れるし、教育も受けれる。
ちなみにフィンランドでは大学卒業まで教育費はかからないそうです。
消費税減税じゃなくて、いかに国民に還元できるか?を考える政治家が出てこないと、国民の政治離れは止まりませんね。
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