まだ院長が医学部の6年生だった頃・・・心臓外科医になりたかったのだけれど、私のいた大学病院の心臓外科医はあまり上手では無かったので・・・
なんとか心臓外科医になる良い方法が無いかと考えました。
どの外科医も一度は勉強&経験する麻酔科に所属して、2−3年勉強してから東京に出てきて心臓外科医になろう!と決心し、当時の麻酔科の医局の扉を叩きました。
素直に「2−3年麻酔科やった後、心臓外科医になりたいと思ってます」と言う私に、「まあ、やってみなさい」と快く入局を許してくれた重松教授。
昨日、2月22日にご逝去されたとの連絡が入りました。
訳あって近年は関係を断っておりましたが、やはり私の医師としての基本を形成してくれた教授でありましたし、私の脳内には常に重松教授が存在してまして、ともすれば楽をしようとする私の心を叱咤してくれています。
救急医として仕事をしている現在も、お金が無いので2日/週で外勤の麻酔のアルバイトに行っています。
アルバイトだからと言っていい加減な麻酔をせず、自分の麻酔は最後まで責任を持ってやり遂げなさい・・・
はい!がんばります。
重松教授、安らかにお眠り下さい。
お世話になりました。
ありがとうございました。
コメントをお書きください