マスメディア出演のギャラ・・・

当院開業以来、様々なメディアで取り上げて頂きました。

TV、ラジオ、新聞、雑誌など、いろんなメディアに出演させていただき、皆様にもたくさん観ていただきました。

 

で・・・よく皆様から聞かれる下世話な話題ですが・・・「ギャラっていくらもらえるの??」

 

すっごくたくさん聞かれるんです。

中には、「あなたお医者さんやってるよりTVに出続けた方が儲かって良いんじゃない?」とまで言う方もいらっしゃいます。

今日はその辺の裏事情をお話ししましょう!

 

まず、よくあるニュース番組・・・

当院を一番最初に取り上げてくれたのは、NHKの夕方のニュースの地域ニュース枠でした。

その後も、報道特集とか救急医24時とかスーパーJチャンネルとか・・・いろいろなニュースに登場させて頂きましたが、基本、ニュース番組は出演料は出ません。0です。

だって、ニュースですもん・・・・火災現場を見た人(やじうま)とか水が吹き上がってるのを見に来た観光客と同じ立ち位置ですからね。

ただし、何らかのコメントを求められたり(コロナ禍で電話対応が増えました)、スタジオで出演したりする場合はお車代(数千円から数万円)を頂けます。

 

次にバラエティ番組・・・

これは番組毎に予算が割り振られているので、だいぶ差があります。

BSの番組は予算少ないので数万円(本当に1−2万円程度)ですが、有名な番組では結構な額をいただける場合もあります。

最高額は金スマの〇十万円でしたっけ・・・?

まあ、現場撮影に3週間、スタジオで6時間撮影しましたので、時給にするとだいぶ安いんですけど・・・

 

ニュースは生放送が多いんですけど、バラエティなどは収録なので、通常放映時間の倍程度の時間の撮影を行いますね。1時間番組なら2時間程度・・・

んで、不要な場面をカット・・・

 

たいてい私、院長の偶像を「現代の赤ひげ」とかにしたがるので、クリニックの廊下で踊っている姿やパンツ姿で歩く姿はカットされます(笑)。

また、生放送で医療以外の話題を振ると私、爆弾発言する可能性があるので、生放送はできるだけ真面目な話題に終始しますね・・・

「逆転人生」では山里さんとの会話の中で何度か「カットされるかな?」と思った場面がありましたが、NHKは使ってくれましたね。

 

さて、ラジオもそこそこ出演しました。

でもラジオって基本、スタジオに行かないとダメなんですよ。

院長はラジオのスタジオ、大好きです。

できればパーソナリティやってみたいくらい・・・

現場に行ってお話しするので、お車代(1万円程度)は出してくれます。

 

雑誌の取材は逆に出版社には行きません。

なのでお車代は出ませんし、謝礼として数万円程度いただければラッキーです。

一度、週刊誌の取材で阿木燿子さんとの対談があったのですが、あれは都内の某会議室に行って対談したので、お車代くれました。

でも、むしろそんな有名な方とお話させていただけるなら0でも行きます!って感じで・・・

たった一度お目にかかっただけの、馬の骨医師にもかかわらず、阿木燿子さんは今でも年賀状を送って頂けます。

そういうところ、すごいなあと思っております。

 

書籍出版・・・

「救急で死ぬ人 命拾いする人」という刺激的な題名の本を出しました(出版社が付けましたが・・)。

筆者が思っていたよりも遙かに売れたようで、印税130万円もいただきました。

おかげで当院の救急車をヤフオクで85万円で落札。さらに往診車を35万円で落札しました。

でも、作家の人って年収500万円を稼ごうと思ったら、ああいう本を年に4冊も著作しないといけないんですね。

いや、大変だわ・・・・

 

結論・・・スタジオなど、どこかに行ってお話をする場合はお車代(ギャラって言わない)をいただけますが、メディアの方がクリニックに来て収録する場合は0です。

ギャラって言うのは、メディア側から出演依頼が来て、事務所とかと出演交渉の上で決まる出演費のことなので、院長もどこかの事務所に所属しないとダメですわ・・・

なので・・・マスメディアに沢山出させていただいても、まったく儲けにはつながらないのでした。。。。

 

よし、次は大河ドラマにでも出演させてもらうか・・・・!

 

 

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コメント: 1
  • #1

    夜中の膵炎人 (日曜日, 21 8月 2022 17:26)

    今年2022年の1月にお世話になりました。救急車で御医院へ運ばれて、急性膵炎という的確な診断をして頂いたお陰で、コロナの感染が拡大する最中に上尾市の中央病院で再度の精密検診をしてもらえました。自分が思っていたよりも重症であることが判明し、同病院へ3週間弱入院することになったのですが、心電図まで常時計られて、測定器が外れると看護師の人がすっ飛んで来る状況でした。
    お陰さまで、退院後の予後は極めて良好で、仕事も順調にこなしています。川越救急クリニックでの的確な診断がなかったら、元気な今を迎えられていなかったかも知れません。ありがとうございました。