大人と会話できない子供が増えている印象があります。
朝から学校、帰ればTVゲーム・・・親以外の大人から隔絶されて育っているためでしょうか?
おかげで診察の時でさえ、
「こんにちは」「・・・」
「今日はどうしたのかな?」「・・・(一緒に来た親を見る)」
「いつから頭痛くなったの?」「・・・(親の顔を見る)」
「気持ち悪いかな?」「・・・(親の顔を見る)」
といった状態。
おそらく大学生、新社会人になってもその傾向は残っているのでしょう。
おじさん達から見ると、若者は「覇気がない」「反応が薄い」「何を考えているのかわからない」と言った意見が多く見られます。
講演などで壇上からお話する際に、会場の雰囲気を把握するため・・さらには聴衆の気持ちをほぐすために「ぶっちゃけ話」や「自虐ネタ」などを披露するケースがあります。
とくに反応の薄い方々を相手にお話しする場合は、刺激の強めな話をすることが多くなります。
それが時に問題発言ととらえられるケースが最近は非常に多いようです。
自民党のお偉いさん然り、吉野家の重役然り、どこかの大学教授然り・・・
どこまでが笑って許されて、どこがレッドゾーンなのかという部分も世代間や男女間で差があるし、その人の立場でも変わってきます。
その辺の嗅覚を磨かなければいけないですね・・・
それにしてもそういう台詞をSNSで世界に発信して、一人の人間を社会から追放することにどんな意味があるんでしょう?
単にいろんな人からの「いいね」が欲しいためにやったんでしょうかね?
各マスメディアでも批判が相次いでいます。
でもみんな似たようなこと言いますよね?
正義を振りかざすなら、自分も正義を貫く人生を歩んで欲しいと思う院長です。
とかく昭和の人間にとっては生きにくい令和だな・・と思います。
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