蘇生を望まない場合・・・

ご自宅でご家族が倒れたら・・・

皆さんとても慌てることと思います。

すぐに119!!

救急隊が来ると呼吸や脈拍をチェックされ、心肺停止と判断されると心臓マッサージなどの蘇生が始まります。

最近の救急救命士は点滴をしたり、人工呼吸のための管を喉に通したり、あるいは電気ショック、薬剤投与まで行えるようになっています。

 

まだまだ働かなければいけない家族や未来が長いお若い方の場合はできるだけ積極的な蘇生を行うのは当たり前ですが・・・

ご高齢で持病があって、かかりつけの先生からも「あまり先は長くないよ・・・」などと言われている場合、ご家族的にも無理に蘇生するのを望まない方々は沢山いらっしゃいますよね。

心臓マッサージもご高齢の弱い身体にやると胸骨や肋骨を折ることも・・・

そうなれば肺の中に出血して、人工呼吸用の管から血液が噴き出してくることさえあります。

 

もし、ご家族の積極的な蘇生を望まない場合は、遠慮無く救急隊に伝えてください。

あるいはかかりつけの先生がいる場合は電話して聞いてみてください。

往診で看取ってくださる先生もいますし、最近は在宅で訪問看護師が先生の指示の下、看取ることが出来るようになってきています。

 

救急隊や救急病院の医師は、家族の意思表示が無ければ、できうる限りの蘇生を行ってしまう可能性があります。

家族への説明は状態が落ち着いてから・・・(なにをしても心臓が反応しない場合や動き始めた場合は血圧等が安定してから・・)となってしまうので、もし、そんなに積極的な蘇生希望が無いならば、救急隊に一言伝えましょう。

 

 

ご本人も・・・ご家族も・・・そして全力を尽くした救急隊も・・・病院スタッフも・・・皆がやりきれない思いの中で逝かせるのはかわいそうですよね。