インフルエンザについて

今年はインフルエンザが噂に上るのが早いようですね。

たしかに川越市内やさいたま市内、川口市内の小学校や保育園では9月あたりから学級閉鎖の話がちらほら出てきています。

ニュースでも「今年は流行が早いので早めの接種を・・」という論調が多いように見えます。

 

それにしても・・・

周囲にインフルエンザに罹患した方がいないのに・・・38度の発熱したからと言って、闇雲にインフルエンザの検査を希望してくる患者さんのなんと多いことか!!

インフルエンザ検査をして陰性(インフルエンザではない)となって、「インフルエンザじゃ無いみたいですよ・・周りに誰かいるんですか?」と聞くと、「いいえ・・・」

 

毎年、この時期になると、子供は少しでも発熱するとインフルエンザの検査をさせられます。

何度も何度も・・・

 

そして陰性になると「ええーっ?本当ですか?」とがっかりして帰る親御さんもいるのです。

流行ですか?トレンド?????????

 

発熱以外の症状にも注目してください。

咳?鼻水?喉の痛み?

インフルエンザの一番の特徴は感冒症状より倦怠感や関節痛です。

 

検査はある程度の時間が経過しないと陽転化しないので、まずは温かくしてゆっくり寝ましょう。

翌日、まだ症状が残るようなら医療機関を受診してみましょう。

 

最後にご注意を・・

1回の服用で済む手軽さから、昨年の発売以来多くのインフルエンザ患者が使用する治療薬ゾフルーザについて、日本感染症学会は17日までに、12歳未満の小児には慎重に投与するよう医療機関に求める提言をまとめたそうです。

ま、データが少ないことと、小児のA香港型で耐性株が出やすいからだそうです。

便利なものには落とし穴があるんですね・・

 

 

 

 

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コメント: 2
  • #1

    あいか (木曜日, 31 10月 2019 20:46)

    初めまして、こんばんは!
    看護学生です。11月25日までに予防接種をしてこいと、学校側から言われています(T . T)
    痛いですが、頑張ります(泣)

  • #2

    院長 (日曜日, 24 11月 2019 11:16)

    あいかさん
    コメントありがとうございます。
    だいたい医療者って他人に注射するのは平気なのに、自分がされる側になるのは嫌いますね(笑)。
    でも注射される患者さんの気持ちや痛さを経験するのは大事ですよ。
    病院に出て患者さんに注射や採血するときに、ちょっとその気持ちを思いだしてください。
    それが看護教育で言う共感ですよ。
    看護教育では言葉だけで進むことが多いんですけどね・・・頑張ってください。