国民の反対を無視して、自民党が暴走しています。
憲法の解釈を閣議決定だけで変更するというのは明らかにおかしな話ですね。
これを認めれば、新たな内閣ができるごとに解釈が変わるということになります。
悪しき前例を作ってしまった訳ですよね。
さて、法律の専門家である司法はなぜ黙ってるんでしょうかね?
国家の司法の屋台骨である憲法の解釈が、政治によって勝手に変えられるのに、弁護士や裁判所からの抗議って出ないんでしょうか?
たしかに集団的自衛権=戦争突入という単純な図式ではないでしょうが、有事の際には多数の若い命が失われる可能性があります。
我々医師達は、日々、一つの命を救うために頑張っているのですが・・・
自ら出て行かない高齢の政治家が、話し合いだけで若い命の行く末を弄んでいるように思えてなりません。
かつて手塚治虫氏のブラックジャックという漫画にありました。
重傷を負って瀕死の爆弾テロ犯人を、ブラックジャックが命を救う。
数ヶ月後、回復した彼に死刑判決が下る・・・・
あの漫画を読んだ時と同じ無力感が漂います。
外交は話し合いと駆け引きで行うものです。
武力をちらつかせなければ外交できないというのは、政治の稚拙さを責任転嫁しているだけではないでしょうか?
高齢化が進む日本・・・これ以上若い命を減らしてはいけません。
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