県立小児医療センター移転工事に372億円を使う予算案が、反対していた自民党が急遽賛成に回ったため可決されました。
これによって、岩槻にある県立小児医療センターはさいたま新都心に移転となる事が決定しました。
隣にさいたま赤十字病院を持って来て、2病院で総合的な医療を推進して行く・・というのが埼玉県の思惑だそうです。
さて、捕らぬ狸の・・・にならないように、関係各位は頑張っていただきたいと思います。
そうでなければ患者さん達が一番迷惑を被りますからね。
さて、予算は当初300億円を切っていたのですが、埼玉県の試算の甘さから55億円の追加が余儀なくされたようです。
この事業は上田県知事の思い入れの強い事業なので、いとも簡単に55億円が捻出されたようです。
4月から埼玉県内の救急車にタブレットが配布され、受け入れ先の病院選定がしやすくなった・・ようですが、このタブレット導入、約2億円で出来たのですが・・埼玉県は数年に渡って「予算がない」という回答で見送って来た経緯があります。
昨年、久喜消防のたらい回し事件が発覚し、ようやく追加予算が組まれて導入になりましたが、昨年度の予算でも、一度は却下されていたのです。
かたやすんなり55億円が付いてしまう・・・
救急医療の現場は呆れてしまうとともに、やる気がそがれてしまいますね。
まだまだ救急医療関連で予算をかけてほしい部分が山ほどあるのに・・
県立病院が優先的に予算配分されてしまいます。
この体質・・どうにかなりませんかね??
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院長 (土曜日, 26 4月 2014 18:48)
nyar!さん・・・先日のコメントがどうしても表示できず、いろいろやってたら消去されました。良ければもう一度コメント記入してみて下さいませんか??すみません・・・
nyar! (土曜日, 17 5月 2014 10:26)
先生ガチMac派だもん。
患者さんやご家族も見てるのに、アツくなりすぎ反省です。
失礼しました。