秩父が大雪で、集落が孤立してしまい、停電、食糧不足等、ライフラインが途絶されていたにも関わらず、県が自衛隊出動を渋っていた・・・と言うことが問題になっています。
派遣要請をし続けた久喜秩父市長は「秩父地域の危機的状況が県に届いていないと感じる。公務で忙しいのはわかるが、知事や県幹部の方にも現場を見てもらいたかった」と残念そうに話した・・との記事も。
救急現場でも全く同じ事が起こっています。
県は、『埼玉県は救急病院は県内に充実しています』という見解でした。今だって、『iPODを配布して救急情報を共有化すればかなりの問題が解決される・・』くらいの勢いです。
でも、埼玉県庁から現場の視察に来た人はいません。
ためしに大学病院にも聞いてみました。
誰も見に来てないよ・・・
結局、埼玉県は現場を見ようとせず、机上だけの話ですべての事に当たろうとしているのでしょうか?
これじゃあ、実情は見えないし、適切な対応が取れるとも思えませんね。
わがクリニックに来たマスコミの方々、議員さんたちによく聞かれること・・・
『行政やお役所に今後何を求めますか?』『役所にどうしてもらいたいですか?』
いつも答えは同じです。
『現場を見に来て、実感して欲しいです』
知事もパフォーマンスは得意なのですが・・・・実が伴わないんだよね〜。。。
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みい (日曜日, 23 2月 2014 13:46)
院長先生へ
何かのドラマの言葉ではありませんが、事はは現場で起こっています、見して何を
語れますか、某知事もなったばかりの頃は良く視察していましたがもうお年?かも知れませんね。ツイッターやSNSを使いこなしたり各地域の人のつながりを密にし情報収集をあげてくれるネットワークの構築を怠っていた結果です。いつも後手後手に回り弱者が傷つきます、先の東日本大震災の教訓はまたしても行かされませんでした。想定外
の言葉は聞きあきましたね、お年寄りが病院に行けない、薬がないとの事でヘリに救助
される映像は涙が出ました。
私の娘は医大4年に進級が決まりました、専門の科目ばかりになり少しづづですが自覚も
生まれたように感じます、先輩の救急実習の体験を聞き熱く語っておりました。