6月15日土曜日に、浦和の県民健康センターで県外科医会の救急シンポジウムが行われました。(テレ玉HP内『テレ玉ニュース6月15日』に載っています)
今回は1月6日に久喜市で発生した、救急要請が25病院に36回断られた件に関して、なぜそういう事態が発生したのか?というテーマで、県内の外科医を中心とし、救急医療に関わっている先生方や、マスコミ、議員さん、県庁職員さん、消防職員さんなどを交えて開催されました。
なんと、私がシンポジストの一人として参加させていただいたのです!
後で聞いた話では、県外科医会って医師会に所属する外科医の会・・・そういえば受付で『どちらの地区の医師会に在籍されていますか?』って聞かれたっけ・・・。
やはりシンポジストの一人である、私の元上司・・・現埼玉医大総合医療センター院長の堤先生からは、『今日出席しているドクターで医師会に入ってないの上原だけだよ・・きっと・・』って笑われるし。。。。。。。
いや、入ろうとしたんですけど、入れず・・・入れてくれそうな雰囲気になってきた時には、入会金が払えない状態で・・・・現在に至る。。。
でも、会の内容は非常に勉強になる内容でした。
なんだ、医師会って所属すると有意義な勉強させてくれるんですね・・・と見直しました。
しかも、皆さん県の救急医療体制を改善するために、いろいろな提言や運動、あるいは努力をされていたんですね!!!
いやあ感心しました。さらに、さすが各大病院の院長先生、理事長先生!です。
とくに私、現場の臨床に関してはそこそこ理解していますが、医療法制や政治の動きなどに関してはほとんど知識がありません。
やっぱり県の救急医療を変えていく!と決心したからには、その方面も勉強しなきゃ!と強く思った次第でした。
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仲澤 (土曜日, 06 7月 2013 18:48)
私は有料老人ホームの施設長として長年勤務しておりました。医療行為を要する方や既往症等や突然の転倒で救急搬送を依頼しても30分、一時間と搬送先が決まらず、お亡くなりになりなった方が多くいらっしゃいます。施設を預かる身として、やるせない気持ちでおりました。大変でしょうがお願い致します。お辛いでしょうが体を御大切に頑張ってとは申し上げるつもりはありませんが、宜しくお願い致します。絶対に御身一番、家族様を一番にお願い致します。本当に有難うございます。2番はありません。
院長 (月曜日, 08 7月 2013 23:23)
仲澤さん、親身なコメントありがとうございます。日本の救急隊は世界的にも優秀で、現場までの到着時間も国際的に決して遅くないんです。問題はその先で、病院の受け入れに関しては非常に悪いのです。特に大都市近郊で悪い・・というデータがあります。とくに埼玉県はひどいので、なんとか日本有数の救急優良県にしたいと思っています。今後も応援、宜しくお願い致します。