今年も全国の男が恐れる日がやって来た。
男達が恐れるのはただ一つ・・・「一つももらえなかったらどうしよう?」である。
バレンタインデーに一つもチョコがもらえない・・・すなわち世の中のすべての女性から相手にされていない・・という事実に直面するのが怖いのである。
小学生のときに「えっ?おまえ、一つももらえなかったの??」と友達に言われるのが嫌で、前日、お菓子屋さんで買ったチョコをわざわざ学校に持って来てた奴もいたっけ・・・
それにしても学校でもらえず、唯一もらえたのが母親からのチョコで、しかも半分を母親に食べられてしまうような暗黒時代を経験した私は、特にこのバレンタインデーは嫌いである。
しかし、高度経済成長に伴って、女性達の収入も増えたせいか、近くに存在するだけの男性にもお情けを上げる「義理チョコ」なるものができたおかげで、チョコ0男は激減した。
かくいう私は義理チョコブームとともに男子校に行ってしまい、義理さえももらえない日々を過ごし、さらにバレンタインデーが嫌いになった。
そして男子校と別れを告げた18歳。あこがれの大学生活に入ることはできなかったが、予備校には女子がたくさんいた。
そろそろ男の色気が現れて来ていた私は、今年こそ誰かが本気チョコをくれるんではないか?と期待していたが・・・なんと二月は受験シーズンまっただ中で、それどころではなかった。。。。。。
なんとか大学に入学した私だったが、医科大学生の同級に112人の学生がいたが、女子はわずか12名。しかもほとんど生物学的な女子ばかり・・数名可愛い子もいたが皆すぐに誰かと引っ付いてしまい、相変わらずバレンタインデーは嫌いだった。
医師になったら、職場である病院は女子の方が多い職場で嬉しかった。義理チョコも、これでもか・・というくらい集まった。
しかし、どうして世の中の女子達は、ああも「義理」を強調するのだろう?すこしくらい思わせぶりに渡してくれても良いではないか・・・
この頃、ロッテの監督がバレンタインさんになって、ダイエーホークスのファンとしてはやはりバレンタインデーは嫌いだった。
最近、義理さえも欠く女子が増えて来ているように感じる。
もちろんチョコの個数で判断しているのだが・・・
もうこの年になると本気チョコをもらった方が困るのだが・・・でも男という下等動物は家庭があろうが、特定の人がいようが、恥ずかしそうに思わせぶりに手渡されると鼻の下が伸びまくるのである・・・
私は毎年、2月末日まで受け付けている。
うつむき加減にほほを赤く染めながら両手で手渡してくれる女性は・・・もう日本にはいなくなったのかなあ・・・
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さんばんめ (金曜日, 17 2月 2012 02:25)
解る・・・っ!
気持ちは痛いほど良く解ります!
そんな自分は、今年はついに嫁からももらえず。
あれー?
釣った魚にエサはー?
まさか結婚してまでチョコゼロを恐れる日が来るとは、
思いませんでした。。。
harumama (金曜日, 17 2月 2012 20:56)
男性の皆さん!
お菓子業界の上手い戦略に騙されて入るだけですよ。因みに、私も主人にはチョコあげてません。そんなにサビシい気持ちになるんですね
Hなナース (金曜日, 17 2月 2012 21:07)
院長の考えるような女の子はもう・・・!だって今は幼稚園でもやってますから。年中さんの息子は5個位もらってきてました。「父ちゃん、今日チョコもらえて?」って自慢げに言ってんじゃねーよ!!
最近では義理チョコ渡す女の子もそれなりな感じがしますが、受け取る研修医も、「あっ、どーも」みたいなもらい慣れてる感じがしますね。
院長 (土曜日, 18 2月 2012 17:06)
やはり男性と女性の受け取り方って違いますよね・・・
さんばんめさん、Hなナースさん・・・男は悲しいね〜、しかも馬鹿だね〜(笑)
harumamaさん、お菓子業界の戦略といえども、意味を持った時点で男にとっては戦いの場なんです!負け続けてるけど・・・
ひでみん (土曜日, 18 2月 2012 17:58)
バレンタインデーはすごく注目されるのにホワイトデーは無関心な人が多くないですか?
というか今の時代、男性からの逆チョコもアリなんですよ♪
院長 (月曜日, 20 2月 2012 17:22)
ひでみんさん
バレンタインデーには歴史とエピソードが存在しますが、ホワイトデーこそはお菓子会社が作り出したお返しの日であると認識しています。(だって俺が小学生の時にはそんな日無かったもん!)
さらに逆チョコ・・ってあんた!バレンタインデー以外の364日は男性→女性の告白日とされているのに・・・・