早朝5時。熊谷救急から患者収容の電話・・・
「母親が市販の吸引器で7ヶ月の子供の鼻水を吸っていたところ、吸引器の先端のキャップが鼻の中に残ってしまって取り出せないんです」
ええっ????それだけで熊谷から川越まで運んで来るの?
熊谷と言えば20万人の人口を誇る都市・・・昨年気温が40.3℃を記録し、一躍有名になった街です。
上越・長野新幹線の駅もあり、埼玉県北部の中心都市です。
この時間だって、熊谷・不可や地域には5件の救急病院が登録されています。
それなのに、救急車は来ました。
救急という名を返上しなきゃ!というような、40分もかけて・・・
7ヶ月の子供・・と、耳鼻咽喉科・・というだけで、内容も聞いてくれないそうです。
埼玉医科大学病院、群馬県前橋の日赤病院にも断られたそうです。
診療時間は、わずか30秒。
すぐに取れる位置に見えたので、つまんで取り出しただけ。
これって、耳鼻咽喉科じゃないとダメなんでしょうか?
そしてお母さんはタクシーで最寄り駅に行き、JRに乗って熊谷まで1時間10分かけて帰って行きました。
これが埼玉県県北の救急事情です。
ま、県央や県南も変わりませんけどね。。。
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