7月10日の私のブログをもう一度読み返してみてください。
他人事ではないのです。
34歳のアスリートでさえ起こりうる事なのです。
あなたの家族、友人に起こらない・・・と確信できますか?
そしてスポーツを愛する皆さん。
AEDという機械が身近にあることを確認してください。
そしてその使用方法を学びましょう。
松田選手の心停止は、心室細動だったそうです。
AEDが身近にあれば良かったのに・・と痛感したのは私だけでは無かったと思います。
松本山雅の関係者・・あるいは運動場の関係者の誰か1人が、正しい心肺蘇生方法を知っていたら・・・
そしてそこにAEDがあったら・・・
我々は今頃、松田選手ご本人の記者会見を見れたかも知れません。
日本の心肺停止に陥った方の社会復帰率が低いのは、救急隊の質や救急医療の質の差ではなく、その場にいた人たちがきちんと対応できたかどうか・・の差なのです。
アメリカのシアトル市では、市民の98%が正しい心肺蘇生法を行えるそうです。
あなたは自信を持って、意識がなくなった方に、心肺蘇生を行えますか?
コメントをお書きください
北QQ隊長補佐 (金曜日, 05 8月 2011 19:42)
119番入電時に、CPAと疑われれば、口頭指導を行っていますが、
自分の家族にでさえ、胸骨圧迫すら拒み何もしていない方はたくさんいるのが現実です・・・
どうしたらいいんですかね・・・
それを指導するのが我々の役目なんですね><
院長 (日曜日, 07 8月 2011 02:41)
最終的には各家庭や学校の教育の問題になるのかな?
子供達が、人の死というものともっと向き合える環境、そして教育を行う必要があるのかと・・・そして成長する過程で、自然と「意識を失った人がいたら心肺蘇生を・・」という常識を作らねばならないでしょうね。
北QQuza隊員 (日曜日, 07 8月 2011 22:22)
しばらく御無沙汰しておりますのでクリニックの方々には寂しい
思いをさせてしまいすみません(*_*)
救急隊が4回も除細動をしたらしいですね!
残念ながらバイスタンダーもいないまま…
日本でも一部では義務教育の一環に心肺蘇生を取り入れているようで
すが、全ての学校で小学校で1回、中学校で1回、その後高等学校で
1回、免許取得時に1回…
と積み重ねればバイスタンダーも増えて、尊い命を救えることがで
きるのでしょうね!
その為に我々が日々、普及啓発を頑張りましょう!
といいながら、私の家族は誰一人として私が倒れても胸骨圧迫を
してくれませんが………
寂しい救急救命士より、、、