救急クリニック・・・経営難・・・

先日の日経メディカル誌にも書かれてましたが、当院の一番の心配事は経営的に成り立つのか??だそうです。

今月の日経メディカル誌の様々な記事の中で、当院のルポが注目度&アクセス度第2位だそうで、全国的にも当院の形態が注目を集めていることは間違いないようです。

まあ、そのうちの1/4くらいは、「こんな形態で続くはずないじゃん!」くらいに思ってる人。んで、さらに1/4くらいの人が、「おっ!おもしろいことやってんな〜。これで経営成り立つなら良いね」。で、残りは私の縁故知人・・・かな。

 

経営的には、なんとかなるんじゃね?・・って思っています。

7月から始まって、8,9月は赤字経営。10月はインフルエンザワクチン接種してくれた人が思ったより多かった事、週末が5週まであったこと、等々で収支がトントンにまで持って来れました。

新規開業で4ヶ月目での赤字解消は凄いことらしく・・(当院の税理士さんはよだれを垂らして喜んでいました)、普通は1〜2年で採算ベースに持って行く・・と。

でも、11月は4週しかないし・・・また赤字に転換間違いなし。。。。。

 

さて、経営してみて感じていることは、現行の医療制度、とくに保険点数制度が明らかに不備があることです。

政府が救急医療に手厚く・・とか言っても、所詮は政治家のごまかしパフォーマンスの感が否めず、増益になるのは大病院だけ。

 

医療保険の点数は、診察とか処置は結構安いんです。高いのは検査や手術・・・

でも普通のクリニックの先生って、診察がメインで時々検査でしょ?

今、世の中の開業医のDr.はかなり貧困なはずですよ。

うちも何か手術しようかなあ・・・・