対岸の火事では済まされない

ウクライナがロシアに侵略されようとしています。

日々領土が爆撃されている映像がマスメディアに流れています。

 

我々はこれを対岸の火事と見ていて良いのでしょうか?

 

ロシアには、『北方4島だけでなく、北海道もロシアの土地で良いじゃ無いか?』と考えている政治家はそこそこいるようです。

また、韓国はあいかわらず『竹島は我々の土地だ』と主張していますし、『対馬も韓国のものだ』と考えている政治家もいるようです。

中国も『魚釣島は我々のものだ』と言ってはばかりません。

どこの国境地域でも領土問題は多かれ少なかれ存在するのですが、はたして日本政府はこれらの国が突如として侵略してきた場合のシナリオを考えているのでしょうか?

 

実際には起こっていないことを、想定して対策を立てておく・・まさに危機管理能力です。

 

じつは救急医療ってそれに似ていて、目の前の患者さんに何が起こっているのか?想像しながら、いろいろな疾患が存在する場合に対応出来る様にシミュレーションしながら治療していきます。

決して新しい症状が出現してくるまで指をくわえて見ている・・ような事はしません。

 

どうも平成以降の(いや、昭和後期からかな?)日本の政治家、財界の方々には、この危機管理能力が伴わない方々が増えている様に思えてなりません。

平和ぼけ・・・の中でも、考えておくべき事項は沢山あるのです。

 

コロナ対策も、第5波から第6波の間に対策を考えておけば、同じまん延防止政策の繰り返しにならずにすんだでしょうに・・・

また、医療も再びここまで逼迫せずにすんだでしょうに・・・

総裁選挙だの、衆議院選挙だので無駄な時間を過ごしてしまいましたね。

 

我々はウクライナを教訓に、日本を守ることが出来るでしょうか?