ワクチン行政の失政

HP表紙にも書きましたが、今年もインフルエンザワクチンの入荷が難渋しています。

夏過ぎに、厚労省は『今年は十分なワクチンを準備している』と発表したのですが、ふたを開ければ、何のことは無い・・・昨年同様、不足です。

 

インフルエンザワクチンは、ワンシーズンしか使えない(来年の流行予想株は今年のウィルスとは異なります)ので、製薬会社としてもできるだけ売り切りたいのでしょう。

今年の製造本数は昨年の出荷数をベースに決めているそうです。

覚えていますか?昨年は厚労省が一旦ウィルスの方を決定した後に変更したため、製造が遅れて、11月、12月には全く不足していました。

にもかかわらず、製薬会社はその不足した数をベースに今年の製造本数を決めたらしいので、今年も不足しています。

 

さて、現在国内で猛威を振るっている風疹。

WHO(世界保健機構)では、『妊婦が日本を訪問することは推奨しないとしています。

国内の妊婦さんは毎日、大変なリスクにさらされている状況です。

連日TVなどのマスコミが報道するので、風疹ワクチンの需要が沸騰しています。

そうなることは1ヶ月以上前からわかっていたはずなのに、行政は全く手を打っていなかったのかしら?

現在、風疹ワクチンは入手出来ません。

 

こういう現状に対して、もっと市民の皆さんが声を上げても良いのではないかと思いますが・・・

明らかに失政ですよ。。。

 

 

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コメント: 1
  • #1

    かいごや (木曜日, 15 11月 2018 17:05)

    こんにちは

    インフルのワクチンについては、昨年度の最終的な出荷数から同等の数を計画している。
    って、確かに掲載されていましたね。
    ここ数年のワクチン出荷数と変わらない表みたいなのも見ました。
    https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000352296.pdf
    ただ気になったのは、成人は1回接種で十分。ってやたら強調してました。

    川越の隣市のA中央総合病院も10月は、3日間だけの指定日制。
    11月は確保できたので、いつでもウェルカムって、HPにありました。

    他院の価格調査見ても、今年はあまりアピールしてなかったですね。

    新型インフル時は、医師看護師等は2回接種。と言われてましたが、
    福祉従事者はどうなんだよ。1回なのか2回なのか。リスク高い事に間違い無いんだよ。
    って思ってます。

    風疹については、県知事宛にDMしました。
    風疹抗体検査の県の補助は、結婚した人か、前提の人に限る。
    ワクチン接種については、埼玉県内(1桁位の)市町村で費用補助があっても、原則補助がない。
    都内某市立HPで見ましたが、単独ワクチンは少ないので、MRワクチンが基本。
    そうなると、1万円超えてました。
    蔓延していても、ワクチン接種励行されても、1万円は・・・。
    って出したのですが、
    回答は、前向きに考えます。とだけ。

    風疹も、数年に1回流行の波があるみたいだから、こう言う時こそ、補助出して、
    接種させるべきだと思うのですが・・・。

    ちなみに自分は、ポリオ?のワクチンが、うまく抗体ができなかったみたいで、
    再接種励行の対象になってます。
    保健所かどこかで、紹介状発行の後、小児医療に行くみたいですが、ワクチン代は自腹

    これも、自腹切るってのどうなんですかね?
    面倒だから行ってませんが。