ああ・・・Reds!

ある意味予想通りだったのだろうか?

ここ数年、多くのサポーターに終盤まで期待を抱かせた結果、最終的には負け続けてきた。

 

が、今年は違うと予感させてきた。

 

敵地鹿島で1ー0で勝利。

あとは埼玉スタジアムが真っ赤に染まれば賜杯はもらった・・・はずだった。

 

先制点は浦和が奪った。

目の前の優勝に手が届いた。

あとは奪い取られないように守るだけだった。

しかし、守りに入った浦和は脆かった。

今年は攻めの姿勢を貫いてきた年間1位だったのに・・・最後に守らざるを得ない状況になってしまった。

先制点に絡んだ選手をも守備的選手に交代・・・ペドロヴィッチ監督も守りに入っていた。

 

鹿島はホームで0ー1で負けていたので、最初から2点を奪いにきていた。

したがって、浦和の先制点はあってもなくても同じだったのだろう。

90分間落ち着いた王者の戦いをしたのは、年間3位の鹿島だった。

 

『貴重な経験をした。これを糧に進化していきたい・・』ある選手は負けた後にインタビューに答えた。

が・・・もう10年も『いい経験』を積み重ね続けていることも自覚しなければなるまい。