久しぶりに本の紹介です

東京ブラックアウト

 以前読んで紹介した『原発ホワイトアウト』の続編?みたいな本。日本の原発推進行政・・というかそこに群がって利権を得ている体制を批判的に描いている。面白い!でも腹が立つ・・・本当に思えてくる。

 

アイネクライネナハトムジーク

伊坂幸太郎を世に有名にした本。短編6編が入っている。それぞれ面白いが・・・あんまり頭には残らない。面白いけどね〜、、、感動が足りないな〜

 

一路

歴史物で、江戸時代に岐阜あたりの藩が、参勤交代に際し江戸まで中山道を命がけで行く・・そこにいろいろな思惑が・・面白かった。

 

オールドテロリスト

爺さん達がこの世の中を変えようと立ち上がる。テロという手段を用いて・・・痛快で面白いが、主人公の情けない感じが腹立たしい。あれ?俺も爺さんになってきたのか?

 

100万分の1回のねこ

名作とされる『100万回生きたねこ』に捧げる短編小説&詩。13人の作家がそれぞれねこに関わる(関わってないものもあったな・・)話を掲載。いや、なかなか面白かったですよ。ちなみに作家は、江國香織、岩瀬成子、くどうなおこ、井上荒野、角田光代、町田康、今江祥智、唯野未歩子、山田詠美、綿矢りさ、川上弘美、広瀬弦、谷川俊太郎。

 

だれもが知ってる小さな国

これまた名作『コロボックル』の本・・・しかも有川浩が書いている。こりゃ読まなきゃ・・と思って読んだ。やはりこの作家の文章には引き込まれる。一気に読んでしまった・・・・

 

君の膵臓を食べたい

ホラーかと思って読んでなかったが、ホラーにしては綺麗な表紙だ。友達がFaceBookに感想を書いていた・・『感動した』らしいので読んだ。感動したし、泣けた。久しぶりに本読んで涙が止まらなかった・・・・昔に戻りたいとか思うことはほとんどないのだが、この本を読んだ後、しばらく高校時代に戻ってみたい気になった。

 

タイタニア

田中芳樹の『space opera』が完結した・・と何かで見たので読んでみた。銀河英雄伝説以来、田中芳樹の本は好きで読んでいる。今回も一気に5巻まで読めた。良いなあ・・StarWars的な世界も。。。

 

鯨分限

鯨か〜、と興味を持ったので読んだ。うん、男はこうでなきゃいかん!やる気が出た。

 

真昼の悪魔

たまには医療物を読んでみるか・・・遠藤周作は高校生の時から読んだ。まだ読んでなかった本を見つけたので読んだ。内容は古いが、読者を引き込む文章力はさすがだ。。。

 

火星の人

映画『オデッセイ』の原本。どうやら映画は観に行けそうにないので本で読んだ。いやあ、楽しい内容だ。これをきちんと撮影できれば映画も相当楽しいだろう。観に行こうかな?

 

StarWars

ディズニーは映画化されていない話を文庫で出している。EpisodeIVからVの間の話やVIからVIIの間の話まで・・・SWファンにはたまらない話だった。おもしれ〜!!

 

アンタッチャブル

何かハードボイルド的な内容かと思って読んだのだが・・・どちらかというとギャグ的な展開。しかし結果オーライ。ん?もしかして最初から仕組んでやってたのか?

 

義貞の旗

歴史物が読みたいと思い、歴史物の中では若干マイナーな新田義貞の本を読んだ。へえ〜っ。そういう時代だったのか。南北朝のあたりを習ったとき、なんかもやもやして解りにくかった内容が整理された。まあ、半分くらいは創作だろうけどね・・・

 

王とサーカス

どうしてこの題名を付けたのだろうか?内容的には事件を追いかける記者のお姉さんが主人公のミステリー。よく練られた内容で面白い。ただ、犯人が・・・・ちょっと物足りなかったなあ。

 

台湾が舞台の内容。様々な経験をして大人になっていく少年→青年が主人公。若干重い雰囲気で話が進んでいくが面白い。

 

真実の10m手前

王とサーカスを書いた米澤穂信の作品。王とサーカスより前の作品で主人公は一緒。ふむ・・・この人の作品ってちょっと斜に構えてて面白いな。

 

スカラムーシュムーン

珍しく海堂尊の本を読んだ。ああ、この人の内容って面白いな、と改めて感じた。でもなんかスッキリしないんだよな〜

 

はだれ雪

またまた歴史物。江戸から幽閉された旗本に仕える女中さん(結局妻になるのだけど・・)の目を通して見た元禄時代。しかも旗本は浅野内匠頭の最後の言葉を聞いていた!!さて、赤穂浪士が入れ替わり立ち代り現れ・・・討ち入りの裏で本当にこんな話もあったかも・・・・

 

我が心のジェニファー

アメリカ人の目から見た日本がとても楽しい。そして最後に感動が・・・こういう話は好きだな。

 

ブラックヴィーナス

株の天才女性の話。なんだかよくわからない展開。でも思わず読んでしまった。展開はよくわからない(いや、わかるけど現実離れしすぎてて・・)が、内容的には面白いわ。

 

スキンコレクター

さすが外国作家の本。こういう発想はなかなか日本人には難しいだろうな。しかも最新の証拠分析と次の犯罪を防ぐ頭脳・・・犯人の頭脳と捜査側の頭脳の戦いだ。