4月15日付けの朝日新聞、埼玉県版に『夜間の救急/診察室から@埼玉』という記事が掲載されました。
今週から、埼玉県内の3名の医師が交代で、埼玉県内あるいは日本の医療の現状について連載していきます。
3名のうちの1名がこの私なのです。
隔週火曜日なので、私の担当は1ヶ月半に1回という少ないのですが・・・このブログに書いてきたような、やや辛口の意見を書いていこうと思っています。(人は毒舌と呼ぶ・・)
埼玉県版なので、他県の方は読めないのですが、Webの『朝日新聞デジタル』というサイトで『地域→埼玉県』で探すと出てきます。
読んだ方は、朝日新聞埼玉支社かこのコメント欄にご意見など書いていただければ・・と思っております。
でも否定的なご意見ばかりですと、嫌になります。
できれば肯定的なご意見もお願い致します。
それにしても写真写り悪いなあ・・・
なにかの犯人みたいだな。
コメントをお書きください
保育士看護師 (土曜日, 19 4月 2014 12:23)
社会人から埼玉医大経由し看護師になりました看護師の最終段階とは何だろうとおもいながら上原先生のブログやYOUTUBEなど見ています救急なのか慢性期なのか看護記録をうつのが看護師のしごとなのか目の前の患者を助けるのが看護師、医師の務めなのではないのか悩んでいます
院長 (土曜日, 19 4月 2014 17:16)
保育士看護師さん、コメントありがとうございます。私も昨今の、記録、記録・・・マニュアル、マニュアル・・っていう風潮には疑問を抱いております。医師や看護師の業務は記録ではなく、医療業務ですよね。記録や手続きは事務さんを雇って行うべきです。医療先進国のアメリカだって、電子カルテの記載は専属のタイピストがちゃんとやってくれています。しかし、日本では国策がそれを許してくれません。そんな余分な人員を雇えるほどの医療報酬はもらえないのです。医師・看護師・事務さんの人件費、その他仕入れの必要経費をさっ引いたらほとんど手元には残りません。それで昨今の社会の風潮である、『ゴネ得』『モンスターペイシェント』『医療訴訟』の対応は無理です。我がクリニックでは電子カルテを購入する資金もありません・・・
国が変わらなければ医療従事者の悩みは変わらないでしょうねえ・・・だからTPP受け入れて医療保険制度が変わってくれるのを期待しているのですが・・・