ノバルティスファーマ

ノバルティス ファーマの社長さんが、『降圧薬データ操作を示す証拠は見つからなかった』と発表したそうです。

親会社のスイス・ノバルティスファーマ社が法律事務所に委託して捜査したらしいので信頼度は高いのでしょうが、そりゃあ事件が明るみに出た時点で、関係者は証拠隠滅謀るよね?

今更調査したってなかなか証拠なんて出ないでしょうよ。

その辺もコメントが欲しいとこでしたね。

 

最近、渦中の薬、『ディオバン』を変えて欲しいという患者さんが増えているそうです。

やはり自分の服用している薬が、操作されたデータに基づいて評価されているなんて気持ち悪いのでしょうね。でも、薬効自体はちゃんとしているみたいなのでご安心を・・・

ただ、医療従事者として、そういう疑惑に関わっている薬剤は処方すべきでは無いと思うし、処方されている患者さんとしても、もっと怒りの声を上げて良いのではないでしょうか?

だって、自分たちが支払ったお金がセコイ大学教授に渡ったんですよ!

 

我がクリニックに来るノバルティスのMRさんは、非常に真面目な女性なのです。

おそらく全国のMRさん達は、少しでも成績を上げようと、暑い中でも必死に医療機関を回っているのです。

その現場のがんばりを会社が一部の大学教授と組んで足を引っ張ってるわけですね。

 

二ノ宮社長は患者さん・家族に陳謝しましたが、医療関係者に対してはノーコメントです。当然、全国で頑張っている社員にも謝ってないですよね。

でもきっと、悪友である大学教授には謝ったんだろうな・・・

 

 

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コメント: 2
  • #1

    たなか (火曜日, 30 7月 2013 18:24)

    ディオバン・・・ニュースで知り驚きました。
    うちの病院の患者さんも飲まれている方がたくさんいます。そしてMRさん達もDr.の時間が空くまで廊下で立って待っている姿をよく見かけます。なんだかやるせない事実です。

  • #2

    院長 (火曜日, 13 8月 2013 21:54)

    たなかさん・・・・どんなに良い薬でも、どんなに現場が頑張っていても・・・1人の不届きもののせいで、全てがダメになります。会社や団体って怖いですよね。だからこそ、その一員であるという自覚を無くさない様に気をつけたいですよね。
    飲酒時の悪ふざけや醜態、会社の名前が入っている車やトラックでの無謀運転、団体名のは行っているジャンバーやTシャツを着てのマナー違反・・・・ああ、あそこにもここにも、ヤバい人って多いなあ・・・