女性市長誕生!

女性市長誕生!

先週、各マスコミがこぞって報道しました。

滋賀県大津市の市長に越さんが当選されたニュースです。

県知事も女性であることから大々的に報道されましたね。

 

でも、今更・・・女性○○???で報道するのって変なの。と思ったのは私だけでしょうか。

思えば私が小学生時代、「ウーマンリブ」なる言葉が流行りまして、盛んに「男女平等」が謳われ始めた記憶があります。

それからかれこれ30年以上が経過したにもかかわらず、いまだに「女性○○」です。

 

でも、考えて見ればたくさんありますね。

女医、女性議員、女性党首、女部長、女性店長・・・女子アナ、女子プロなど好感を持った言い方もありますが、ほとんどが社会的地位が高い、あるいは男の上位の地位に就いた方に対する揶揄のこもった言い方に思えます。

しかもマスコミに出るときは必ずタイトルが「美人○○」になるのは何故でしょう?

容姿の美しさは全く関係ない内容でも、「美人○○」です。

やっぱり日本ってまだまだ男社会なんですね・・・。

 

逆もあるかな?と思ったら、ありました。身近に・・・

看護師。

男がやってたら、男性看護師・・・最近はナースマンと呼びます。

そうか、看護の世界は女社会なんだ。。。。。。

 

昔、高校生の時、なにげなく新聞広告に出ていた、「障害者の社会参画についての高校生論文募集」に応募したことがあります。

「障害者という言葉自体が無くならなければ、真の社会参画とは言えない」みたいな内容で書きましたが、1次審査でダメでした。

50前のオヤジになっても、まだ同じような感覚・・・うすうす思ってたけど、実はやはり私の感覚はおかしいのか??

むううう・・・世の中、悩むことだらけ。

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コメント: 6
  • #1

    Hなナース (月曜日, 30 1月 2012 23:20)

    私が看護学校の受験を真面目に考え始めた約20年前は、募集要項の男女確認を行うことから始めました。最近はナースマンも増えてきましたよね。看護以外では、保母、保育士なども女性中心かと思います。
     「障害者という言葉・・。」の考え方、私は賛成します。院長の感覚がおかしいのではなく、世の中がついていけていなかったのではないでしょうか?これからは院長の考え方に賛同する人も増えてくるのではないでしょうか。

  • #2

    院長 (月曜日, 30 1月 2012 23:37)

    Hなナースさん・・・あら、めずらしく誉めてくれてありがとう。いよいよ新職場だね。がんばって。

  • #3

    さんばんめ (火曜日, 31 1月 2012 04:24)

    こんばんは、お久しぶりです。

    男性社会か女性社会か、
    それが差別かどうかはともかくとして、
    何かそういう風潮はありますね。

    個人的には日本語として、「看護婦」って言葉は、
    残って欲しいと思うのですが。

    そもそもの言葉の成り立ちを知らず、
    「婦?!差別だ!」とアレルギー的に騒いで、
    とりあえず言語を無くそう、
    ってのは物事の本質の解決になりません。
    むしろそれでは、意味を内包した「言葉」が死んでしまいます。

    看護婦、という言葉の源流には、ナイチンゲールが居て、
    クリミア戦争で歴史を動かしたという史事が有り、
    その精神は「ナイチンゲール誓詞」に引き継がれている。

    という言葉に内包した意味が、「看護師」という言葉では薄れてしまう気がします。

    個人的にはそーゆーの、とても残念に思うのですが・・・。

    看護婦が看護師になった時、
    看護婦の方々って、そこら辺どう思われたのでしょう。
    というのは、個人的な疑問です。

  • #4

    院長 (日曜日, 05 2月 2012 03:25)

    私はいまだに文章で書くときは「看護師」と書いていますが、院内で女性の看護師を呼ぶときは、「看護婦さ〜ん」と呼んでいます。当院にはいませんが、男を呼ぶときは「○○!」と苗字を呼びつけていました。。。。これぞ差別!!!(笑)

  • #5

    障がい児の母 (日曜日, 05 2月 2012 22:00)

    今は"障がい"と表記するそうですよ。"害"という字はよくない
    "碍"と言う字もよくない。それで"がい"になったそうです。
    でもまぁ障がい児の母としてはそんなことどうでもいいんですけれどね。
    我が子に障害が有るという現実は変わらないですから。

    あと私が気になるのは、女性が"男女平等"と叫んでいるのに
    "レディースデイ"等を許していることです。男女平等なら
    男性と同じ料金を払えばいいのにって思ってしまいます。

    女のくせに女心のわからない、母でした。失礼いたしました。

  • #6

    院長 (水曜日, 08 2月 2012 00:35)

    障がい児の母さん・・・私の従姉妹にも知的障がい者がいました。なんとなく身内に障がい者がいる環境がわかります。大学時代は「ボランティア研究部」なる部に所属して大学近くの障がい児施設への訪問だのいろいろやってましたが・・今思えば遊びの範疇を超えてはいなかったように思います。
    施設の先生から、「本物の福祉の現場はTVの中みたいにきれいごとだけじゃないよ」と言われたのが今も覚えています。最近、救急医療を題材のTVがたくさんありますが、やはり「あんなきれいごとなんてほんの氷山の一角だ」と実感します。
    外野はいくらでもきれいごとを唱えられますが、現実に直面している人は鼻で笑っているのでしょうね・・・
    私がいろいろ書いているのも外野だから・・でしょうねえ。