たまには読書の秋・・しませんか?

私が9月、10月に読みふけった本達です。。

 

富樫倫太郎の軍配者シリーズ・・・・面白かったですね。フィクションなのでしょうけど、きちんと歴史考察がなされているので、本当かも・・って思ってしまいます。

歴史物が好きな方は必読です。

 

もともと内田康夫が好きでよく読んでるのですが、靖国への帰還はいつもの推理物でなく、純粋なSFもの。

しかし、現代人が亡くしかけている(もう亡くしてしまったのでしょうか?)「我が国、日本」への「愛国心」を思い出させてくれます。

私的には大好きな内容ですね〜・・

 

日本人にしかできない「気づかい」の習慣・・・これは医療という接客業にかかわっている私自身が読んでみたいと思って読んだ本ですが、今では当院の職員全員に読んでほしいなあと思う本です。

 

幻香・・・いつもの内田康夫の推理小説・・浅見光彦が主人公です。

 

複合汚染は昭和50年頃、有吉佐和子が朝日新聞に連載した内容を1冊の本にまとめたもの・・高度成長から日本がどんどん政治/官僚主導で崩壊してきたことを、身近な農産物等を例に論じています。

家庭用の炊事用洗剤の主成分は農薬と同じだって知ってますか?あの原液をゴキブリにかけると死ぬそうですよ。それくらい毒性の強いものを世の中の主婦はありがたがって使っているのです。

肌荒れ、アトピーなどの多くが、家庭用合成洗剤を使い始めた頃から飛躍的に増加しているそうです。

ちなみに自宅にある洗剤のボトルの裏の注意書きを見てください。

「流水ですすぐ場合は5秒以上、浸け洗いは3分以上すすいでください」

って書かれてませんか?

この本を読むと日本の農業行政のでたらめさがわかるし、厚生行政、通産行政もいい加減だという事がよくわかります。

なにより「お上」を信用する日本人気質が・・・・

 

世界を変えた10冊の本・・・池上彰さんが自らの視点で選んだ10冊の本について、簡単な内容の紹介があります。

上の「複合汚染」はこの本を読んでから購入したんですけど・・・

キリスト教とイスラム教の違いなんかもわかるし、世界の資本主義はキリスト教の精神支配を受けて発達している・・などなど。面白い!

 

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コメント: 2
  • #1

    さんばんめ (日曜日, 13 11月 2011 17:16)

    こんばんは、お久しぶりです。
    ただいま、業務で缶詰でして・・・
    ブログ、毎回拝見してはいますw

    自分も乱読で鳴らしたタイプの人間なのですが、
    仕事の合間なんかに読んで、
    次が気になるという楽しみ方もなかなか乙なモンですよね。

    オススメ本、機会が有ったら読んでみます。

    自分が最近読んで面白かったのは、
    古処 誠二 氏の「七月七日」「ルール」です。

    第二次世界大戦の話なのですが、
    日本人という事を考えさせられる本でした。

    文庫で出てますし、よろしければ、是非。

  • #2

    院長 (火曜日, 15 11月 2011 01:04)

    さんばんめさん
    本の紹介、ありがとうございます。是非今度読んでみます。