さあTPP・・・

個人的に言えば、私はTPP参加賛成です。

 

なにより日本という国は外国に頼らねば生きて行けない国であること・・まあ、今の国際情勢見たら、鎖国してやって行けるとこなんてほとんどないでしょうが・・・

反対の方々が言われる、農業や医療・・・これ以上保護されてても仕方ないじゃないですか。いずれどこかで「開国!」っていう時が来るんですから、OLYMPUSみたいに先延ばし、先延ばしにして隠して・・最後に表に出てくるときにはすでに手遅れ・・なんていう状況にならないように、早めに開国するのが良いのではないかな?

 

もちろんTPP交渉がアメリカのワガママを他の国に押し付けるための物である事はわかります。でも江戸時代末期の開国がやはりそうだったように、何十年後かには「よかった」と思える物にすれば良いのであって、それまでは多少の不均衡条約が生まれるかも知れませんが、外交的に努力していくのでしょう。

 

唯一、私が心配なのは、明治政府の政治家たちと現代の政治家たちの違いです。日本を世界に通用する国にしようと、我が身をかけて打ち込んだ彼らと、国や国民はともかくとして我が懐(フトコロ)を満たすために打ち込む彼ら・・・

もしかすると反対派の多くの人たちはTPP自体より、今後の交渉する政治家や官僚がアメリカを初めとする諸外国に抵抗して自国の利益を主張できないのではないか??と心配しているのではないでしょうか?

 

TPPだの震災復興だの増税だのの前に、公務員改革、政治改革はどうなったんだ?