民主党に期待すること・・・そして救急

先日、民主党代表選挙が行われました。菅直人現職総理がかろうじて勝利しましたな。

ま、私なんぞにとっては、どちらが勝利しても良いのですが・・・どうせ変わらないし。

 

さて、国民が民主党に何を期待して政権交代し、その後何を失望しているのかを考えてみました。

格差が広がったとか、派遣切り・・だとかマスコミはあおり立てていましたが、それって悪いことなのでしょうか?

努力した人が成功するのは正しい資本主義社会だと思うし、能力(努力??)の劣っている人が職を失うのも当然のこと。

むしろ日本はそれが出来ない社会だったから不満が募るのではないでしょうか?

 

日本国民は、それなりに一生懸命努力して、毎日をそこそこに清く正しく生きている人が大半です。

でも、日本では立ち回りをうまくした人が儲けるのです。

国内のどこの世界にもそんなケースは枚挙に暇がありません。

 

たとえば、行方不明な高齢者・・・・正直に死亡を申請しなかった人たちが、何年も年金を懐に入れ続ける。

公共事業の談合・・・政治家の裏金・・・公務員の天下り・・・・

おそらくマジメに生きている方々はそういう現実に嫌気がさしたのではないでしょうか?

だから自民党にNO!を突きつけた。

じゃあ、民主党に期待することは・・・当然、自分の努力が報われる社会のはずです。

管さんと小沢さん・・・どちらがそれに近づけてくれるか。

当然の結果でしたね。

しかもマジメに生きている国民に近い場所ほど、管さんの指示が大きかった。

国会議員の半数はそんなことは思ってないのでしょうな。

 

救急の世界にもあるんですよ。

救急告示病院とは名ばかりの病院が。

告示を受けていると、診療点数にいろいろな加算があるのですが・・・

我がクリニックは埼玉県に申請を上げたのですが、「365日24時間救急患者に対応できなければ告示はやれない」と言われました。

現在の救急医療崩壊に直面して、まだそんなことを言うんですよ。

 

まあ、良いか・・・

保険点数加算も欲しいけど、当院を受診した患者さんに、「この時間に開けていてくれて本当に助かりました!」って言ってもらえる方が嬉しいし。

当院のスタッフ一同、みなさんからの一言が一番の報酬だと感じています。

これからもどうぞよろしく。