子供たちの生命力

クリニックの開業準備、開業、その後の運営で忙しく過ごしていたら、いつの間にか子供の夏休みももう終わるのですね。

自分が小学生だったときは、8月末になると、夏が過ぎゆくことと、楽しかった夏休みが終わってしまうことで、なんとなく寂しい気持ちになっていました。

 

昨日、日テレの24時間TVの「みぽりんのえくぼ」を観てて、福岡のこども病院で働いていたときのことを思い出しました。

子供が病気になって闘病する姿。健常に生きている我々には、かわいそう・・という思いでいっぱいになるのですが、当の本人たちは同情なんかされるより、一緒に遊んでくれたり、笑ってくれたり、あるときは叱って欲しいんですよね。特別扱いして欲しくないんです。普通の子供と同じように接して欲しいんです。

そんな中で普通に生きようとする彼らに、今の大人は負けてるような気がしました。

 

ストレスが大きい、不愉快、我慢できない、周りが私を理解してくれない・・・みんな最近の大人が言っていることです。

死を身近に感じながら難病と向き合って・・それでも笑顔でがんばっている彼らを大人は見習うべきではないでしょうか??